テキストを「command + C」キーでコピーした後、その前にコピーしたテキストは消えてしまいますよね。
そんな時、前にコピーしたテキストを履歴で確認したいと思ったことはないですか?また、その履歴から簡単に貼り付けることができれば便利だと思いませんか?
または、いつも先方に送る決まった挨拶文やプログラミング時にいつも使う少し長いコマンドなどの定型文をショートカットキーで簡単に呼び出し、貼り付けることができれば便利ではないでしょうか?
そんなお悩みの方へ
コピー履歴の確認&貼り付け、定形文の呼び出し&貼り付けが簡単にできるツール「Clipy(クリッピー)」を紹介します!
本記事の内容
・「Clipy」のインストール・初期設定
・「Clipy」の使い方(基礎編)
・「Clipy」の使い方(応用編)
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、普段Web制作会社に勤めており業務効率を図る為、様々なツールを使用してきました。その中でもテキストなどをコピーする際、過去にコピーした履歴も確認したいなと思った時にこの「Clipy」を発見し使用してみて、便利と思い日常的に「Clipy」のアプリを使用しています!
クリップボードの履歴を確認・貼り付けができるツールは「Clipy」がおすすめ
テキストをコピーしている際に過去のテキストもさかのぼって確認し、貼り付けを行いたい時、ネットで調べ「Clipy」というMac用のクリップボード拡張機能アプリを発見しました!
Macを購入された際は最初入れても良いくらい使用頻度の高い定番アプリになります!
「Clipy」のインストール・初期設定
それでは早速、「Clipy」のインストール方法から初期設定について画像を使って紹介していきます!
サイトからインストール
以下のリンクからClipyのサイトで下記の【Downlaod】をクリックし必要なファイルをダウンロードします!
ダウンロードすると画面下部にアプリをインストールする為のデータがPCにダウンロードされるので、ダウンロードが完了した後、赤矢印部分をクリックし、ダウンロードしたファイルを開きます!
すると以下のような画面がどこかに表示されるので、左のClipyと書かれたバインダーのアイコンを右のフォルダのアイコンにドラッグ&ドロップでClipyアプリをアプリケーションフォルダ移します!
するとアプリケーション一覧にClipyのアイコンが追加されていますのでそのアイコンを開いてください。
Clipyのアプリを初めて開く場合以下のような確認画面が表示されますので
右側の開くを選択してください。
するとメニューバーのバインダーみたいなアイコンを追加されます
command + shift + v で以下のメニューが表示され履歴の下にある1-1の中にある過去にコピーしたテキストを選択することでそのままテキストを貼り付けることができます。
テキストを選択し貼り付けようした時に以下のような画面が表示されたら、そのまま【システム環境設定を開く】を選択します。
Clipyでのセキュリティとプライバシーの制御を許可する為、左下のカギのアイコンを選択し、Touch IDまたはPCのパスワードを入力します。
するとClipy.appのアイコンにチェックを入れて再度カギのアイコンを選択します。
これで過去にコピーしたテキストも思いのままに呼び出し貼り付けることができます!
初期設定
使用していく前に初期設定を済ませておきましょう!といってもほぼデフォルトの設定で問題はありません。
使用する方によっては調整が必要な箇所について解説します!
まず【 command + shift + v 】で以下の画面を表示しそこの【環境設定】を選択します。
Clipyの設定画面が表示されますので【一般】の設定項目にある【記憶する履歴の数】を例えば 50 にします。
【 command + shift + v 】で履歴を確認した際に最大で50項目までさかのぼって確認することができます!
日々の作業でコピー&ペーストを繰り返す方はこの"記憶する履歴の数"を調整することをおすすめします!
「Clipy」の使い方(基礎編)
ここからはClipyの基本的な操作について解説していきます!
基本は【 command + shift + v 】で履歴からテキストを貼り付け
テキストをコピー【command + c 】する度にクリップボードに保存されその履歴を【 command + shift + v 】で確認
することができます。
過去にコピーしたテキストなどをさかのぼって貼り付けることができます。
貼り付けたテキストはクリップボード履歴の最新に上がってきます。(以下参照)
「Clipy」の使い方(応用編)
よく使う長文やコードなどはスニペット(定形文)に登録
仕事でメールをよく使う人はメールの定形文などを名前を付けて登録しておくことができます!
【 command + shift + v 】でClipyを呼び出し、【スニペットを編集…】を選択します。
スニペット編集画面が表示されるので【スニペット】というフォルダを選択した状態で左上の【スニペット追加】を選択します。
すると【untitled snippet】という名前で空のスニペットが作成されますので右側の入力欄に表示させたいテキストを入力します。
今回は年末の挨拶メールの定形文を登録します。
作成しておいたテキストを貼り付けます。あとはスニペットの名前をわかりやすいように【年末挨拶メール】とすれば登録完了です!
スニペットの名前変更は名前を長押しかダブルクリックで変更できます。
あとは【 command + shift + v 】でスニペットから貼り付けたいスニペットを選択すればOKです!
エンジニアの方ならターミナでよく使用するコマンドなどをスニペットに登録しておくと便利です!
コマンドの内容を名前で登録しておくとわかりやすいですね!
まとめ:Macを買ったらすぐにインストールすればよかったと後悔
コピー&ペーストは日常的に使用するのでMacを買ったら最初に入れるべきアプリだと思います!
操作性も簡単でスニペット(定形文)もフォルダ分けができるのでほんとに家でも会社でも重宝しています!おすすめです!!